葬儀社として

「お宅に葬儀をお願いしたい…」

その様に思われる

会社になるには

どうしたら良いのか?と

考え続け

今日まで来てます。

葬儀社の特徴は

忙しい時は

葬儀の依頼が

重なるのが特徴で

それだけに

どうにもならない事情から

葬儀を請けることが出来ない

こともあります。

昔は亡くなられた場合

ご自宅に一旦、帰られ

安置を行っていたケースが

多かったのですが

最近は葬儀式場に直接

病院などから

来られるケースが増えたため

弊社の事情により

葬儀式場が使用できないことが

あります。

その様なケースに

対応するため

数か所の安置の出来る場所を

設けていますが

人員や弊社の葬儀依頼に対する

許容範囲から

「うちの事情で葬儀を行うと

ご当家に失礼になる」という

問題が発生することがあります。

この様な考えに至ったのは

昔、無理をして

葬儀を請けた結果

ご当家に迷惑を掛けたという

ことがあったからです。

葬儀社は

葬儀を行うことが仕事ですが

ご当家は違います。

大切な家族を失い

途方に暮れているご当家を

葬儀社の都合や

葬儀社のペースで

葬儀を仕事だけとして

行うことが

葬儀社の仕事だろうか…

そのような葛藤がありました。

ある意味

その様な考えは

葬儀社として

失格だと思いますし

ある意味

それだから

業績が良くない状況も起こる

のだと思います。

正直、経営者としては

失格と言われても仕方ありません。

しかし

葬儀というものは

いい加減に行ってはいけない…

その思いが非常に強いのです。

いい加減とは

言葉が悪いですが

葬儀を商売として

利用するのことは

私には出来ないことです。

「そうは言っても

人の死で儲けているのだろう」

と言われるでしょうが

綺麗事に聞こえるでしょうが

葬儀社の儲けとは

ご家族の感謝の度合いだと

思うのです。

こんなことが先日ありました。

事情から直葬を希望された

ご親族から

「ところで、お宅への費用は

どのくらいになるでしょうか?」

そう尋ねられたので

「約40万円くらい考えてください」

と伝えますと

「そんなもので良いのですか?」と。

実は金額を伝える以前に

色々な過程がありました。

それだけに

その方は、そこまでの過程を

評価していただき

40万円以上の評価を弊社にして

頂いたのです。

実は私

自分で言うのも何ですが

誰もおられない天涯孤独の方の

ご遺体を預かると

一人、読経をあげ

故人に語り掛ける…

まるで自分が僧侶になった気持ちで

葬儀を行っているのです。

このことは

社員のいない時間に行っていますが

恐らく社員は気付いていると思います。

今日、こうして

私の葬儀社としての

スタイルを明るみにしたのは

最近の葬儀を依頼いただくなかで

「お宅に葬儀をお願いしたのは…」

という理由が、上記に述べた

私の気持ちと

合い通じたからです。

本当は

この様な綺麗ごとを

表に出したくなかったのですが

先日、ある老人施設の

職員の方に

「社長さんのYouTubeの動画

本当に心がこもってますね」と

最大級の賛辞を頂きました。

その様なすべてのことが

ある意味、きっかけとなり

正直な思いを

このブログやYouTubeなどで

出していこうと

強く思ったのです。

これからも

葬儀を行う際に

「お宅にお願いしたい…」

その様に思っていただける

葬儀社になるよう

粉骨砕身して参ります。

これからも

宜しくお願い申し上げます

広島 安芸葬祭

河内光浩


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