火葬場で他社にて

葬儀を行われたご当家を見て

思うことがあります。

「この当家を助けてあげたい」

「この様な方に、弊社は依頼してもらえる

葬儀社にならないと…」などと

思うのです。

その様に思うのは

火葬場にて

収骨前に

ご当家が受付で

火葬許可証の取り扱い説明を

受けている時です。

弊社では

葬儀の打ち合わせ時や

通夜や葬儀までの時間に

余裕があるときに

ご当家に対して

出来る限り詳細な

時系列で起こることを

説明します。

例えば

火葬場では何が当家に起こるのか?

そのとき

弊社の担当者は

余程の事情が無い限り

ご当家と行動を一緒にしています。

火葬場の受付では

喪主さんやご当家代表に対して

火葬許可書の詳細な説明が

行われます。

それは

火葬許可証は大切なものだから

絶対に紛失しないように

必ずコピーを取り

自分の手元に残すこと。

なぜなら

原本は最後に納骨で

墓地管理者に提出が義務付け

られているから。

将来

墓地の移転や墓じまいなど

行うことになったら

必ず火葬許可証が必要になります。

そして

故人の後の手続きなどで

火葬許可証が必要なこともあるので

大切に保管してください。

という説明が行われます。

そのとき

火葬場職員さんに

いろいろ質問されるご当家が

おられるのですが

その様な場面に遭遇すると

「あっ…このご当家を

助けてあげたい。

このご当家の様子なら

後に、自分たちでは

手続き含め色々な困りごとが

あるはず。

何とかしてあげたい…」と

老婆心ながら思うのです。

実は

弊社で葬儀を行われたご当家に対して

その様なケースでは

可能な限り行うのが

弊社の方針なんです。

弊社のような

少数精鋭の葬儀社は

ひとつ、ひとつの

葬儀を通した縁から

今日がある葬儀社なんです。

これは決して綺麗ごとでなく

昔から脈々続く

弊社の伝統でもあります。

思い起こすと

私の父が昭和59年

この安芸葬祭を譲り受けたとき

本当に悲惨な状況でした。

「安芸葬祭は信用できない」

その様に創業地であった

府中町の方から言われたものです。

そのとき父は

挫けそうになりながらも

事あるごとに言いました。

「いつか見ておけ…ワシが

親切丁寧な葬儀社に

この会社を立て直す」

この執念は

本当に凄かったです。

ひとつ、ひとつの葬儀に際し

本当に真剣に取り組む姿…

これには驚きました。

その一つに当時の警察での

ご遺体の処置がありました。

 当時の葬儀社の多くは

警察に係ったご遺体の引取りを

拒否する業者が多かったものです。

その理由は

ご遺体の損傷が激しく

その処置に戸惑う葬儀社が

圧倒的だったからです。

父は、警察から依頼が入った場合

その様なご遺体を処置するために

独自の七つ道具を用意していました。

サラシやテープに防水用のシートなど。

すべては父の経験則から

多くの物をひとつのカバンに入れ

時間を問わず、警察の霊安室に

向かっていました。

それだけに

色々な葬儀社の対処を見た

当時の警察署の人に

「あんたがたは

ここまでするんか…」と

言われたものです。

それだけこの葬儀の仕事に

一生懸命になり

いまの安芸葬祭の

礎を築いてくれました。

それだけに私も

下手を打つことなく

この葬儀の仕事に対して

とにかく出来ることを

全力で出しきろう…

そう思っています。

これからもご縁のあるご当家

そして、葬儀で困ったご当家に対して

役立てる葬儀社であるよう

今以上の努力を行い

「安芸葬祭にお願いして

本当に良かった…ありがとう」と

言ってもらえる葬儀社に

一層、頑張って参ります。

宜しくお願い申し上げます。

安芸葬祭 河内光浩


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