皆さんこんにちは。
広島の家族葬
広島の葬儀
広島のお葬式
安芸葬祭・エキキタホール
代表の河内です。

今日は、直葬について
私の意見を述べてみます。

興味のある方は最後までお付き合い
宜しくお願い申し上げます。

インターネットの検索で
お葬式が気になった方は
必ず直葬という葬儀を
一度はご覧になったと思います。

直葬とは
亡くなられた故人の
宗教儀式など行わず
24時間経過後に
火葬場で荼毘に附すお葬式です。

廉価で済ませるお葬式
ということで支持を受けたり
戒名や宗教者は必要ない…
という理由から選択をされます。

廉価は措きまして
宗教者が必要ない…
という現実を少し考えてみます。

実は弊社で行う直葬は
生活保護受給者の人や
独居の人など
親族がお葬式に参られない
ケースでの直葬が多いです。

生活保護受給者の人でも
ご家族から居られる場合は
「通夜、葬儀というのでなく
火葬場でも良いからお寺さんによる
読経をお願いできないか…」と
お願いされるケースもあります。

その様な方が亡くなられたとき
ご家族が良く口にされるのが
「お寺さんを呼んだら、いくら包むのですか」
という声です。

お葬式を行う場合
やはり気になるのは
葬儀費用やお布施などのお金です。

先日のことです。
ある相談に見えられた方が言われた一言・・・
凄く重みのある言葉でしたのでご紹介します。
それは
「実は経済的に決して楽ではないのです。
しかし、本人が一生懸命がんばって生きてきたので
お金でなく、私たちの精一杯できることを
最後にしてやりたいのです」

私より人生経験が豊富な方が
初対面の私に

「こんなことを言うのは恥ずかしいのでが…」
と前置きされ言われたのです。

私は話を聞き終え、伝えました。

「今日は費用などお金に関する話はやめましょう。
もしもの時でもお金の話は大丈夫です。
それよりも、ご本人の意向や口にできない思いを
もう一度ご家族の中でしっかりと確認してください。
恐らくご本人が旅立つにあたり、一番の気がかりは
葬儀の内容や質ではないと思ったものですから」と。

最初は
直葬にしよう、との声もあったと言われました。
当然、費用の面からです。

しかし、話を聞いていくうちに
本心から直葬を選択されているのではない
という感じがしました。

どこの葬儀社にお願いすれば良いのか…
ご家族の思いが揺れたそうです。

弊社に来られたのは
相談を受けられた知人の方が
「私が安芸葬祭に連絡してみるから」
とお電話があり、その紹介で来社されました。

「●●宗なんですが、もしもの時には
ご紹介いただけますか」と言われ
私には
ある寺院の住職さんが頭に浮かびました。

このご家族の気持ちを汲める…
それが、その住職さん、と思ったからです。

先日、20年ぶりに葬儀で再会しました。
私も歳を重ねましたが
住職さんも78歳になられていました。
通夜で法話を聞き
私は驚きました。

親族の紹介で、はじめて相対された遺族に
まるで何十年もお付き合いがあったような
その当家の心に触れる法話をされ
遺族の方が感激されました。

本当は別のお寺さんにお願いされる
予定だったそうです。

私も両方のお寺さんを知っていますが
最初のお寺さんでしたら、遺族の方が
後の法要などお願いされていなかった気がします。

後日、住職さんに
「良い法話でした。これは上手ぬきです」と言いましたら
にっこり笑われ
「最近は家族葬が多くなったから、通夜の法話も
遺族とお話しする感覚でやった方が、人間味があって
良いかの~と思ったんじゃ」と言われました。

もし読まれている方で
宗教者は必要ない…
お布施が高すぎる…
戒名などいらない…

などと表面上からみた宗教者で判断されるなら
私たち、多くの宗教者と接点を持つ
葬儀社に一度ご連絡ください。

良い宗教者
こればかりは人により見方が違うので
何とも言えませんが

ただお金の問題で
宗教者を判断されるのは
良い出会いを失う気がします。

しかし、直葬を選択される人に
少しでも考えてもらえる機会になれば…

そう思い、今回ブログに書かせてもらいました。


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