皆さんこんにちは。
安芸葬祭・エキキタホール
河内です。

自宅にて亡くなられた場合に
警察の方が来られることがあります。

事件でもないのに
警察の車両が何台も自宅の周りを囲み
物々しい雰囲気になります。

その様な経験をされた人も
おられることでしょうす。

その様な場合に多いのは
自宅での孤独死や突然死。

親族や第三者の方が

不動産さんを経由し
大家さんなど立ち会いで尋ねた結果
自宅内で亡くなられていた…


ということをお聞きになったことがあるかも
知れません。

また、自宅内での自死や殺人などの状況から
警察官が駆け付けることも多々あります。

私が一番多く経験したのは
「孤独死」です。
死後、数日経過した方から、数か月の方まで。

その様な方は、ご親族やご近所の方とも
疎遠になっていることが多く
異臭や異常から、ご近所の人からの
通報で消防や警察に連絡が入ります。

現場に駆け付けた警察の方は
検死という事案になるために
死亡の特定を念入りに行われます。

この検死というのは
100%の死亡原因を探るため
遺体の状況から住居の室内外を細かく
調べられ、DNA鑑定など行われます。

そして、病死や自然死で間違いないのか
故人の身元特定を行い
事件性はないのか…と
担当検視官と医師立ち合いのもとに
死亡原因を特定されます。

少しでも不自然な状況が考えられた場合
法医解剖を行い、原因を調べます。

そのため、自宅に多くの警察官が来られ
物々しい雰囲気になるのです。

第一発見者の方や
近しい親族に両隣のお宅まで事情を聞かれるのは
事件性ありきでなく、故人の尊厳を守るため。

その様に完璧な死因を探るため
中には「警察の人に犯人扱いされた」と
言われる方もいますが、それは違います。

病死なのか自死なのか
それとも事件性があるのか。
そのことは非常に重要なことだからです。

それらの特定(DNA含など)を慎重に行われるため
検死時間は時間を要することもあります。
(人 間違いなどがあると大変ですから)

そして、その検死を終え
故人の死因などの特定が済むと
状況により、警察の遺体安置所に
搬送されます。

親族がどこにおられるのか?
その捜索も検死と同時に行われ
血縁のある親族に連絡を入れ
身元確認を行ってもらい
間違いないということになると
死亡状況などの詳細が説明されます。
(所持金や預貯金通帳、印鑑、証券
証書などの貴重品も家族に渡されます)

葬儀社はそれらが済み次第に
出動となり、警察にご遺体の引取りに
上がります。

大半は、直葬形式の葬儀が昔から多く
火葬場に寺院に出向いてもらい読経。

そして荼毘に附され、遺骨は親族が地元に
持ち帰られる、ながれになります。


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